「お魚ってどこにいるのかな?」
2015年04月28日
とある日、くるみ組(3歳児)さくら組(4歳児)とで、保育園近くの岡本公園へ遊びに行ってきました。
遊具に乗って遊んだり、小川へ桜の花びらを流してみたりしていると・・・
一人の男の子が「タコ糸がついた木の枝」を見つけたのです。
その枝を小川の水面へと入れていると、
「その釣竿ぼくもほしいー!」「どこにあるの?」と他のお友達も、釣竿に興味津々です!
「それじゃあ、みんなで釣竿になりそうな木の棒を探しに行く?」と聞いてみると、
目を輝かせながら「うん!!!」と元気な返事が聞こえてきまいした。
それでは釣竿探しに出発進行~~~!!!
「これはどうかな?」「もっと長いの見つけたよ!」
とお友達や担任とやりとりをしながら次々に木の枝を見つけることが出来ました。
そしてたくさん木の枝が集まると、「どんな釣竿になるのかな?」と楽しみにしながら保育園へ持って帰ったのでした。
そして別のある日・・・
自分で見つけてきたお気に入りの木の棒にタコ糸をつけ、いざ魚釣りへと出発です!!!
「どこにお魚釣りへ行く?」と子ども達へ聞いてみると・・
「お魚は水の中にいるんじゃない?!」「ぼくお母さんと釣りに行ったことあるー!」
「海にもいるよね!」「岡本公園にいるかもしれないよ。」
など、たくさんの答えが返ってきました。
よし!それじゃあ、近くの岡本公園へ行ってみよう!!!!とさっそくみんなで向かいました。
「お魚釣れるかな~?」と願いを込め、いざ挑戦!!
しかし、はりきって行ってみたものの、魚は釣れず・・・なんだかやるせない子どもたち。。。
「お魚釣れなかったね。」とがっくりしているお友達もいました。
そこで4歳児クラスのお友達と「どうしたらお魚を釣れるのか」をテーマに会議をすることになりました。
「岡本公園には魚はいないんじゃない?」「もっと暖かくならないと魚は川に出てこないんだよ。」
「川の奥に隠れてるんだよね。」「エサがついてないからじゃない?」
「え?エサがついてないからなの?」とエサが釣竿についてないことに気付いたのです。
な~んだ。エサをつければいいのか!え?エサって魚は何が好きなの?
と知らないことがまだまだたくさんあります。
どこで調べればいいの・・・???あれこれ考えるうち、「魚の本を買えばいいよ!!」「でも、お金ないよ!」「どうする??」と話し合いの末、図書館へ「魚の図鑑」を借りに行ったり、お家に帰ってお母さんに聞いてみたり、試行錯誤の子どもたち。
エサはわかったのかしら?子ども達の会議はまだまだ続きます。
子ども達の魚釣り。今後どう展開していくのでしょうか・・・。
ふふふ・・・ちょっと楽しみになってきました。